バルブ・グループ (有限会社 パレ・ド・バルブ)
大切なのは人とのつながり

安心・良質な食材をお客様にご提供する。そのためには、「電話1本で業者に発注」で済ませるのではなく、生産者の方と直に顔を会わせ、言葉を交わし、生産の現場を見せて頂き、お互いの信頼関係を築いていくこと、それが欠かせないと宮内は考えています。

このコーナーでは、バルブの「ひげのオーナー」宮内が、より良い食材を求めて全国各地を巡る旅をご紹介します。


■■ 食材の旅 〜秋田〜 <2009.5> ■■
店の休みを利用しての、短いけれど超高密度な食材の旅。今回は秋田県三種町(みたねちょう)を目指します。

牧野養蜂場のハチミツ
今回、一日つきっきりで三種町を案内してくださった役場の田村さんに「秋田で一番のハチミツ」とのご紹介を受けて、最初に訪れたのは牧野養蜂場。

添加物の入っていない純粋ハチミツは、香りがしっかりしていて、とても滑らかでした。秋田で一番の言葉にも納得です。バルブではブラマンジェなどのデザート系はもちろん、肉料理のソースで使うのにも良さそうです。
食材の旅 〜秋田〜 牧野養蜂場
「牧野養蜂場のハチミツ」と「比内鶏の有精卵」という豪華なカップリングで作られたケーキも各種販売されていますが、これがもう「激ウマ」! 機会があればぜひお試しください。

これはハチミツをしぼる道具です。ミツがたっぷり含まれた蜂の巣をセットして・・・
食材の旅 〜秋田〜 牧野養蜂場

こんな感じでハンドルをくるくる回します。
食材の旅 〜秋田〜 牧野養蜂場

牧野養蜂場の奥様(左)とご主人(右)。お世話になりました!
食材の旅 〜秋田〜 牧野養蜂場
【牧野養蜂場】 〒018-2407 秋田県山本郡三種町浜田字砂崎103-8 電話:0185-85-2741



白神あわび茸(しらがみあわびだけ)
食材の旅 〜秋田〜 白神あわび茸続いて訪れたのは、白神あわび茸を生産しているマッシュ・ファミリー有限会社。

白神あわび茸は、世界遺産の白神山地にちなんで名付けられた、三種町の特産品です。エリンギとバイリング茸の配合で作られたそうで、あわびのような食感と、強い味わいが特徴。

この茸は、料理人にとっては、イマジネーションを刺激してくれる面白い存在です。大きくて(直径約10センチ!)、煮崩れしにくいので使い勝手が良く、グリル、マリネなど調理法はさまざま。特にバルサミコ酢と相性がいいんですよ!

安井会長に工場を案内して頂きました。この大きなお釜は殺菌釜。
食材の旅 〜秋田〜 白神あわび茸

白神山地系の秋田杉作りオガの培地に菌糸を接種し、培養すると、右の写真のようにあわび茸がにょきにょきと生えてきます。
食材の旅 〜秋田〜 白神あわび茸

安井会長(中央)と奥様(右)。ありがとうございました!
食材の旅 〜秋田〜 白神あわび茸
【マッシュ・ファミリー有限会社】
〒018-2401 秋田県山本郡三種町鵜川字一村竹51-1 電話:0185-85-2227
マッシュ・ファミリー有限会社の公式ホームページ



じゅん菜(じゅんさい)
食材の旅 〜秋田〜 じゅん菜最後の食材は、以前から気になっていた秋田名物の「じゅん菜」です。写真は左が食材となるじゅん菜の芽、右が葉っぱです。

もともと和食の食材であるじゅん菜ですが、日本オリジナルのフランス料理として、コンソメの浮き身に使われたり、ソースに入っていたりします。でも宮内は、なんとかあの独特の食感を生かした新しいメニューが作れないかと考えていたのです。そこで、じゅん菜の日本一の産地・秋田県三種町を、今回の旅の行き先に決めたというわけ。

じゅん菜は沼などの水面に生えているので、小さな舟に乗って採取します。女性がその役目を果たすことが多いようです。
食材の旅 〜秋田〜 じゅん菜

食材の旅 〜秋田〜 じゅん菜

じゅん菜を使った、どんな新しいメニューがバルブに登場するか・・・? それは今後のお楽しみ〜〜!


雨の中、最後まで食材の旅にお付き合いくださった三種町の田村さん。何から何までお世話になりました。どうもありがとうございました!
食材の旅 〜秋田〜



秋田観光
さて、恒例となった急ぎ足の観光。秋田県三種町の魅力をほんの一部ですがご紹介します。左の写真は山本公民館の見事な緞帳。手作りの古布パッチワークで町の姿や特産物などを表現しているのですが、実に素敵でした。杉田でもこういうものを作りたい!
食材の旅 〜秋田〜
右の写真は国の重要文化財に指定されている大山家。江戸時代に建てられた農家だそうです。なんとも残念なことに休館日だったため中を見ることはできませんでしたが、折角訪れたので記念の1枚です。

この日の気温は13℃。空模様はあいにくの雨。ちょうど横浜は暑くなり始めた時期だったので、余計に寒さを感じました。

食材の旅 〜秋田〜
そんなこんなで食材の旅・秋田編は無事終了。なまはげに別れを告げ、秋田空港から一路、羽田へ。そしてわが地元・杉田の町に戻ります。三種町は、豊かな田園風景があふれる、またぜひ訪れたい素敵な場所でした。お世話になった皆様、ありがとうございました。

次回は8月、あゆで有名な高知県の四万十川への旅を予定しています。お楽しみに〜!

バックナンバー
・2009年2月 地頭鶏と日向夏 in 宮崎

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